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【連載前編】山本流テスト勉強法

2013.04.26

例え金曜に記事を書いても、木曜担当山本諒(@Ryo24)です!
(何故、金曜に記事を書いているかは…お察し下さい。)


昨日の松井編集長は【大学受験】についての勉強法でした。
そこで、今日は山本が【大学の科目テスト】の時に独学で編み出した勉強法を紹介したいと思います。
その名も…
「山本流大学テスト勉強法」
です。

ちなみに、どんな状況で編み出されたかというと…

まず自分の大学、そして所属している学科は完全なテスト重視型。
そして理系の学科らしく授業の出席は取らずテスト一発勝負、理解できてれば方法は問わないという科目が大半した。
さらに、テストについては山本は典型的なダメ人間でして、大体テスト3日前にノー勉の状態から勉強を開始すれば早い方という有様。

なので、山本流大学テスト勉強法は
・論述ではなく、解答のある問題の対策に極振り
・徹底的に効率重視
・科目の理解よりテストの突破を最優先目標と定める
という少々アレなものになっています。
あぁ、こんなやつもいるんだなーと温かい目で見てもらえれば幸いです。


さらに、この方法は大前提として次の方針をとっています。
「大学のテストは集団戦である」
方法として友だちと協力する所が後半に出てきます。そして、その部分がこの勉強法の肝でもあるのです。
もし、学科に友達がいない場合は今すぐ作りましょう。4月末のこの時期にならまだ間に合います!!
何故個人で挑むはずであるテストが集団戦なのか、疑問に思う人も多いと思います。
ですが、この特集を読みきればおそらく自ずと理解されると思っています。

ちなみに、書き上げていたら筆が乗ってしまい結構な分量になってしまったので、前後編に分けたいと思います。
前編後編の内容は次のようになります。

【前編】
■    まずは情報収集をしないと始まらない
■    情報を集めたら、科目の概要、基本的な知識、そして一番大事な“流れ”を理解すること

【後編】
■    必要な知識を詰め込んだら、センスと論理で山を張ろう
■    範囲を決めたら徹底的な暗記を

それでは前提などもお話した所で、早速前編、紹介して行きましょう!

 

 


■情報収集段階
孫氏の有名な言葉に「敵を知り己を知れば百戦危うからず」というものがあります。

まずは、これから挑むテストの情報を集めましょう!
あっ…自分自身の情報は集めなくても大丈夫っす。何も分かっていないという事が明白ですので。。
…orz

さて!
気をとりなして、集めなくてはいけない情報は次のものです。
・ノート(担当教員の講義内容)
・科目の教科書もしくは参考書2.3冊(もう少し多いほうが後々助かる)
 (内、一冊は薄い物、一冊は分厚いもの)
・テストの過去問(5年ほどあればベスト)
特に、過去問は必須。
大抵の大学は生徒同士のネットワークが出来ていて、どうにかすれば過去問は手に入るはずです。
ちなみに大学は大抵過去問が出回っていると思いますが、自分の場合、高校でも過去問を先輩から貰うことができました。
他の高校も大抵過去問ってもらえるものなのでしょうか?ちょっと気になる所です。

また、ノートですが自筆でもいいですが、友達のノートを借りるというのをおすすめします。
というか、出席ちゃんとしてノートとっている人はテスト3日前に焦ったりしません。
素直に友達に頼み込んで、ノートと過去問をもらいましょう。

 


■科目理解、流れを追う段階
さて、全ての情報を集めたら、まずは基礎体力を鍛えましょう。
言い換えると、これから望む科目について概要、基本的な流れ、公式などを理解しましょう。
その際に使用するのは、薄い教科書と入手したノートです。
具体的にはこんな感じ。
・過去問で雰囲気を把握する
・薄い教科書で単語を追いかけながら全て読む
 (例えば複素関数論の場合:複素数の定義、複素数の微分積分、極限と正則について、ローラン展開などの単語と順番を理解する)
・ノートを見て、扱っている(orいない)内容を把握する
 (この時、流れの勢いから重要そうな分野を見繕う)
・再度薄い教科書に戻って、テスト範囲についてある程度、読みなおす
 (目安としては、テスト前に友だちと喋って「あ〜〇〇だよね、あれって■■の部分がちょっと分からなくて〜」と振られたら話を合わせられるレベル)

最重要公式と判断できるものはこの時点で暗記してしまいましょう。
(高校数学で言う所の、三平方の定理や余弦定理、ベクトルの内積など)
かといってあまり細かい所は暗記する必要はないです。
細かい部分は気にしだすときりがないので、後でさらに見切りをつけます。

それぞれの時間については、以下の時間を目安にして下さい

・過去問に目を通し、出てくる分からない単語などを頭の隅に入れる(5~10分)

・薄い本でざくっと流れを追う(15~30分)
∟読み込むのではなく、単語を追いかけて、どのような順序で分野がすすんでいるかを考える

・ノートを追いかける(30~60分)
∟分からない部分を分厚い本で調べながら。


科目の概要を理解したら、最も大事な“流れ”の理解に入りましょう。
流れとは、単にその科目での話の流れだけでなく、情報の濃度差なども含む、言うならば、科目情報の重要度、と言い換える事ができる情報です。

例えば…
教科書:より多くの本に大きく書いてある話は必須事項と言えます。必ず覚えましょう。
ノート:教科書よりも流れの把握は基本ノートです。そのテストの作成者がどこを大事にしているのか、ここまでの勉強で目星をつけていきます。

その際、ノートから外れて教科書だけ見続けるのは非効率なのでやめてください。
テストには必ず作成者がいます。そして人が作るものなのでどうしてもその人の癖みたいな物が現れてきます。その際、その癖に一番近い情報とは授業のノートです。そのノートから離れて流れを理解しようと思っても遠回りですし、おそらくまず理解できないと言えます。

言うならば、流れとは言葉で表現されることの無い情報です(教員が「ここテストに出します」と言ったらもちろん話しは別です。)。
いまいち掴めないなと思ったら、テストで高得点を取る友達に色々聞いて見ることをおすすめします。
その人が、科目の中でどのような点に注意を払っているのか、つまりそれが流れになるのです。

ここにかける時間の目安については…
・授業に出ていたりして、少し分かるなら30〜1時間
・全然勉強していない場合は1時間〜2時間ほど

もちろん、テスト範囲などの分量によってここの時間は大きく変化します。
複数科目が待っている場合(基本的にはそうだと思いますが)ある程度前に科目範囲を調べるなどして、各科目に使用出来る想定時間を考えておきましょう。
時間が無いからといって、がむしゃらにやるのではなく、勉強時間を計算して計画的に複数科目勉強する事がテストを乗り切る近道になります。


ここまでのおさらいとしては、
「質のいい情報を集め、それを活用することがテスト勉強の基礎になる。」
という事を覚えておいてもらえればと思います。
初めに集めた情報が中途半端では、流れの理解にかかる時間が増大してしまうでしょう。
テスト勉強とは、全ての過程が有機的に繋がっているのです。
それは、おそらくテスト勉強以外の全ての事に言えると思いますが。

それでは、今回はこの辺りで一旦区切りましょう。
来週は、いよいよこの勉強法のクリティカルポイントである、“山を張る”という作業をいかに効率的に行うのか、という事を紹介したいと思います。